中日・立浪監督、先発・小笠原が1イニングで負傷降板「中継ぎが本当に頑張った。これしかない、という試合をしてくれた」【語録】

AI要約

中日が阪神を2-1で下し、小笠原が初回で負傷退場するアクシデントに見舞われた試合。

祖父江や岩崎、橋本ら中継ぎが偉い働きを見せ、川越のサヨナラホームランで逆転勝利を収めた。

スタメンに左打者を多く起用し、左投手ビーズリーに対抗した作戦も成功した。

中日・立浪監督、先発・小笠原が1イニングで負傷降板「中継ぎが本当に頑張った。これしかない、という試合をしてくれた」【語録】

◇16日 中日2―1阪神(バンテリン)

 ▼先発・小笠原が初回、先頭・近本の打球を左肘に受けて1イニングで降板

 アクシデントがあった後に祖父江や岩崎、橋本と(いずれもイニングまたぎして無失点に抑えた)中継ぎが本当に頑張った。これしかない、という試合をしてくれた

 ▼小笠原の状況は

 投げれないこともなかった。今後を考えて大事をとった。骨に何かということではない

 ▼負傷交代を受けた祖父江が2回から2イニング無失点

 もともとストライク先行できる。度胸のいいピッチングをしてくれた

 ▼守備ももり立てた

 (スタメン出場した)サード(高橋周の)のいいプレーも出た。バンテリンでの勝ち方をできた

 ▼1点を追う5回2死二塁で代打・大島の右翼線適時二塁打でまず同点

 初回に1点先制された。追加点を取られると厳しい展開になる。大島のタイムリーは非常に大きかった。ほぼスタメンがない中で、代打で打つのは当然、難しい。ああいうところで打ってもらうために置いている。これからも期待している

 ▼6回に今季初スタメンの川越が右翼席へ決勝1号ソロ

 振れる選手で、思い切りの良さが彼の持ち味。今年1軍でなかなか出番がなかった。神宮(14日・ヤクルト戦)でいいバッティングした。その結果を受けた起用。よくやってくれた

 ▼3番で使った

 カリステが離脱して、現状はクリーンアップが1人足りない。そこでいい働き。最高のホームラン

 ▼スタメンに左打者を多く起用(福永から高橋周、離脱のカリステから川越)したのは対ビーズリー対策か

 基本、左を多く使いたい、というのはあった(被打率は対右で1割1分9厘、対左は2割4分3厘)。ずっと、どこの球団も攻略できていないピッチャー。少ないチャンスをものにできたらな、という思いでスタートした。きょうは、いつものビーズリー投手からしては、制球が乱れていたのかもしれない。春先よりもスライダーの切れがないのかもしれない。そう思って、どこかでチャンスがあるかもしれない、と思っていた

 ▼15日に出場選手登録抹消となったカリステの現状は

 そんなに長くかからないと聞いている。できれば最短で、というイメージ

 ▼8、9回は清水、ライデルが抑えて勝利。松山はベンチを外れていた

 おなかの調子が悪いということ。肘や肩ではない