バドミントン五輪2大会連続銅メダリストの渡辺勇大、東野有紗組がペアを解消へ 20日開幕のジャパンOPが最後

AI要約

バドミントンの混合ダブルスで2大会連続銅メダル獲得の渡辺勇大、東野有紗組がペア解消を発表。

13年間のパートナーシップに感謝し、最後の試合はジャパンオープンで行われる。

渡辺は新しい混合ダブルスペアと、東野は女子ダブルスで活動を続けることを表明。

バドミントン五輪2大会連続銅メダリストの渡辺勇大、東野有紗組がペアを解消へ 20日開幕のジャパンOPが最後

 バドミントンの混合ダブルスで五輪2大会連続銅メダルの渡辺勇大、東野有紗組(BIPROGY)が16日、所属先を通じてペアを解消する意向であることを明かした。20日開幕の国際大会のジャパンオープンがペアとして最後の試合になるとし、渡辺は混合ダブルスで新しいペアと、東野は女子ダブルスで活動していくという。

 以下、2選手のコメント。

 渡辺勇大「いつも温かい応援をありがとうございます。ペアを組んで13年、感謝しかありません。2人だからここまで成長できたと確信しています。2人での最後の試合となるジャパンオープンでは、最後まで楽しんでプレーしたいと思っています。是非、観に来ていただけると嬉しい(うれしい)です。今後も2人を温かく応援していただけると幸いです」

 東野有紗「13年間ペアを組みここまで来ることができて本当によかったです。たくさんの歴史を創れてすごく幸せでした。ゆうたくんとだからここまで来られたと思います。私のもう一つの夢であった 女子ダブルスで世界の頂点を目指したいという夢を叶えられるように、またこれからも頑張っていきたいと思います。

本当にたくさんの方々のご尽力のおかげでここまで来ることができました。まだまだ強くなりたい、トップを目指したい、という思いが強いので、これからも応援よろしくお願いします」

 “ワタガシ”ペアは、福島・富岡一中で出会い、東野が3年、渡辺が2年の時の2012年にペアを結成した。伝統の全英オープンは18年など3度制覇。世界選手権は19年から4大会連続のメダル獲得。21年の東京五輪では、同種目初の表彰台となる銅メダル。パリ大会では日本バドミントン界初の2大会連続のメダルを手にした。最後の舞台となるジャパンオープンは昨年に日本勢同種目初優勝をつかんでおり、連覇で有終の美を飾る。