J1町田の移籍戦略に韓国注目「2人の電撃補強」 代表クラスSB&ウイング加入は「驚くべき」

AI要約

日本代表DF中山雄太がハダースフィールド・タウンからFC町田ゼルビアへの電撃移籍を果たした。中山は欧州での経験を経て帰国し、日本代表としても活躍する選手である。

中山は柏レイソルでのプレーを経て、オランダやイングランドで活躍。移籍市場価値も高く、27歳という選手キャリアのピークに近づいている。

町田ゼルビアはJ1昇格チームで、日本代表MF相馬勇紀と共に大型補強を果たしており、韓国人選手も積極的に起用している。首位を走るチームとして注目されている。

J1町田の移籍戦略に韓国注目「2人の電撃補強」 代表クラスSB&ウイング加入は「驚くべき」

 日本代表DF中山雄太は、8月14日に英2部ハダースフィールド・タウンからJ1首位のFC町田ゼルビアへ電撃移籍した。19年から欧州で戦ってきた代表戦士の日本帰還に、海外メディアも驚きをもって報じている。

 中山は柏レイソルのユースから2015年にトップチームに昇格。翌年より主力に定着し、18年まで約4シーズン柏で戦った。19年よりオランダ1部PECズヴォレへ完全移籍。ズヴォレでは2年半過ごし、公式戦84試合6ゴール4アシストをマークした。

 22年7月よりハダースフィールドへと渡り、イングランド初挑戦。アキレス腱の負傷で手術し長期離脱していた期間もあったなか、初年度は公式戦15試合2ゴール、2年目となった2023-24シーズンは24試合プレー。そして24年8月、町田への移籍が発表された。

 日本代表としても22キャップを誇る中山は、ドイツの移籍情報サイト「Transfermarkt」によると、最新(24年5月時点)の市場価値が120万ユーロ(約2億円)。今年27歳を迎え、選手キャリアもピークの年代に差し掛かっている。

 韓国紙「スポーツ朝鮮」も「驚くべき日本サッカー」と中山の町田加入に反応。「欧州組フルバックが昇格シーズンに優勝を狙う町田ゼルビア行き」と報じる。「日本代表のウイング相馬勇紀も名古屋(グランパス)から迎え、2人の電撃補強となった」と、すでに町田へと渡った日本代表MF相馬勇紀(←名古屋)とともに大型補強であることを伝えた。

 また記事では町田について「今シーズンJ1昇格チームで、韓国人選手を積極的に活用している。ナ・サンホ、オ・セフン、チャン・ミンギュなど3人が町田所属。現在首位で突風を起こしているチームだ」と、紹介している。