キッカケは野球ゲーム?新天地で躍動の菊池雄星、伝家の宝刀・チェンジアップ“習得の背景”に出演者も仰天

AI要約

7月29日にヒューストン・アストロズへと移籍した菊池雄星投手がチェンジアップをフル活用し、好投を続けている。

移籍後初登板では11奪三振を記録し、チーム首脳陣からの要望でチェンジアップを多投するようになった。

チェンジアップの習得は野球のテレビゲームをきっかけにし、右打者との対戦での課題を感じたことから始まった。

キッカケは野球ゲーム?新天地で躍動の菊池雄星、伝家の宝刀・チェンジアップ“習得の背景”に出演者も仰天

 7月29日にヒューストン・アストロズへと移籍すると、いきなり好投を見せるようになった菊池雄星投手。8月11日に放送された『ABEMAスポーツタイム』では、そんな菊池が目下“伝家の宝刀”としてフル活用するチェンジアップについて掘り下げる形で紹介した。

 トロント・ブルージェイズからアストロズに移籍するや、移籍後初登板となった8月3日のタンパベイ・レイズ戦で、いきなり球団タイ記録となる8連続三振を含む11奪三振を奪う好投を見せた菊池。さらに移籍後2戦目となった8月8日のテキサス・レンジャーズ戦では、8奪三振の好投で移籍後初勝利を飾った。

 菊池がこのようにハイペースで三振の山を築き始めたカギは、これまで1試合あたり3~4球程度しか投げていなかった「チェンジアップ」にある。チーム首脳陣からの要望で多投するようになったことが大きな要因であるのだという。

 番組では、そんな菊池の“新・伝家の宝刀”ともいうべきチェンジアップについて改めて紹介。その際、「そもそもなぜ菊池が(チェンジアップを)投げるようになったのか?」という点を、クイズ形式で出演者に出題し、その答えは「(菊池が)テレビゲームでひらめいた」というものだった。

 番組の進行をつとめる西澤由夏アナが紹介したところによると、かつて菊池は「野球のテレビゲームで自分自身のキャラクターを操作していた際に、右打者との対戦で、カーブやスライダーだけの投手は打ちやすいと感じた」といい、そこから「内角を攻める変化球だけでは通用しない。外に逃げる変化球も投げたい」と考えて一念発起。チェンジアップの習得に挑戦し、その後の活躍に繋げたのだという。

 菊池自身がかつて語っていたというこの“驚きのキッカケ”に、元サッカー日本代表の槙野智章氏は、「えー、なにそれ!ゲームからヒント!?」とビックリ仰天。意外すぎる理由に、スタジオは驚きの声で包まれていた。

(『ABEMAスポーツタイム』)