リベリ氏未だに納得せず 2013年のバロンドールは自分が受賞すべきだったと語る

AI要約

フランク・リベリ氏は、2013年のバロンドール受賞を逃したことに不満を述べており、投票期間延長や政治的な選択があったと感じている。

バイエルン時代のリベリ氏は歴史的な三冠達成に貢献し、バロンドール投票で3位に終わってしまったことに納得していない。

ファン・ペルシやアンドレア・ピルロと並び、不遇な選手として記憶されるかもしれない。

リベリ氏未だに納得せず 2013年のバロンドールは自分が受賞すべきだったと語る

 バイエルン・ミュンヘンなどで活躍した、元フランス代表FWフランク・リベリ氏。2022年に現役引退を発表しているが、バイエルン時代にアリエン・ロッベン氏とともに数々のタイトルを獲得した両翼は「ロベリ」と呼ばれ恐れられた。

 そんなリベリ氏だが、2013年にバロンドールを受賞できなかったことが納得できないと伊『Gazetta DelloSport』紙に語った。同氏は当時バイエルンの左ウイングとしてブンデスリーガ、ドイツカップ、チャンピオンズリーグの歴史的な三冠達成に貢献していた。

「不公平でした。私にとっては信じられないシーズンだったし、受賞すべきでした。でも投票期間が延長され、奇妙なことが起こったんです。政治的な選択だったと感じました」

 同年のバロンドール投票締め切りは当初の11月15日から、投票者が少ないという理由で11月29日まで延長されている。その間にクリスティアーノ・ロナウドが2014年のブラジルW杯出場を賭けたプレイオフのスウェーデン戦で見事なハットトリックを決め、結局受賞はロナウドに決まったのだ。

 リベリ氏はこのときのバロンドール得票で3位に終わっている。得点数で見ればロナウドが69得点、2位のリオネル・メッシが45得点、リベリ氏は23得点だったため、これが差を生んだと見られている。しかし12-13シーズンにロナウドはレアルでタイトルを1つも獲得できておらず、リベリ氏にとってはこの点も納得がいかないようだ。

※電子マガジンtheWORLD(ザ・ワールド)第296号、8月15日配信の記事より転載