【徳山ボート スポニチ杯ヴィーナスシリーズ第11戦 4日目】村上奈穂 兆しは見えた!踏ん張れるぞ

AI要約

ボートレース徳山の「スポーツニッポン杯争奪ヴィーナスシリーズ第11戦」は3日目が終了した。島根の元気娘・村上奈穂の成績に注目が集まっている。

村上奈穂は現在、クビの危機に立たされており、勝率の改善が求められる状況だが、最近の成績は上向いている。

先輩の西島義則と共に、村上奈穂がボートレース界を盛り上げるために奮闘している。

【徳山ボート スポニチ杯ヴィーナスシリーズ第11戦 4日目】村上奈穂 兆しは見えた!踏ん張れるぞ

 ボートレース徳山の「スポーツニッポン杯争奪ヴィーナスシリーズ第11戦」は3日目が終了した。

 島根の元気娘・村上奈穂(31=広島)がデビューしたのは2014年11月19日の宮島。果敢に握るレーススタイルが魅力的で、将来は楽しみだなあと勝手に思っていた。だが、現状では…。

 「クビの危機ですよ。最近はずっと勝負駆け。レースも消極的になっていた」

 ボートレース界は甘くなかった。4期通算勝率が3.80以下となれば“引退勧告”という形でクビを余儀なくなれる。23年後期から、今期(25年前期適用)まで計算してみると通算勝率は4.13だった。

 でも、大丈夫。6月下旬から乗りっぷりは上昇中。握るシーンも増えて、道中での粘りも増した。3日目は3、2着に踏ん張り、福山恵里奈と並ぶ得点率5.60の20位ととしている。4日目の2走(4号艇の1Rと5号艇の5R)で14点を取れれば昨年12月245~27日の地元・宮島一般戦以来、今年初の準優勝戦進出も見えてくる。

 「試運転で感じたことを、調整がリンクするようになってきたかな。今は、とにかく必死です」

 今月1日、浜名湖で史上5人目となる通算3000勝を達成した西島義則も島根県出身。偉大なる先輩の背中を追い、ボートレース界を盛り上げてくれ。