聖和学園・斎藤佑樹は4回4失点で散る 同姓同名の苦難も「いい経験になりました」

AI要約

斎藤佑樹が6567日ぶりに夏の甲子園のマウンドに上がり、試合後には未来を見据えたコメントを残した。

斎藤は母親の理恵さんが字画にこだわり、〝樹〟を入れた名前だというエピソードも明かされた。

斎藤は自身の名前に注目されることに「いい経験になった」と笑顔で語った。

聖和学園・斎藤佑樹は4回4失点で散る 同姓同名の苦難も「いい経験になりました」

第106回全国高校野球選手権大会第7日第2試合(13日、石橋5-0聖和学園、甲子園)〝斎藤佑樹〟が6567日ぶりに夏の甲子園のマウンドに上がった。2006年8月21日の駒大苫小牧との決勝再試合に投げ勝った早実・斎藤佑樹と同姓同名の聖和学園・斎藤(3年)は4回4失点で降板も、「楽しく投げられた。野球はこれで終わりにするつもり」と話した。

2007年3月7日生まれ。母・理恵さん(49)は「〝樹〟を入れたかったのと、字画にこだわった結果。名付けた当初に友人に『狙ったの?』と言われて、初めて気付いたぐらい」と振り返る。斎藤本人も「プレッシャーになることもあったけど、これから先の人生でもうこんなに注目されることはないと思うので、いい経験になりました」と笑った。

試合後にはテレビ朝日系列「熱闘甲子園」でキャスターを務める〝本家〟の取材を受け、「佑樹の名のように、人を助けられる優しい人間になりたい」と未来を見据えた。(東山貴実)