柔道女子団体準Vの佐賀商 2連覇届かずも手負いのエース井上朋香「やれることはやった」【全国高校総体】

AI要約

全国高校総体 柔道女子団体決勝では、佐賀商が2連覇を狙いながら敬愛に敗れた。

佐賀商のエース井上は怪我の影響で本来の大将から先鋒を務め、しかしライバルに屈する結果となった。

井上は悔しさを抱えつつも、個人戦に向けて気持ちを切り替え、優勝を目指して闘う決意を示した。

柔道女子団体準Vの佐賀商 2連覇届かずも手負いのエース井上朋香「やれることはやった」【全国高校総体】

 ◆全国高校総体 柔道女子団体決勝 佐賀商0―2敬愛(13日、大分市・レゾナック武道SC)

 女子団体2連覇を狙った佐賀商は決勝で敬愛(福岡)に屈した。

 本来なら大将を務めるエースの井上(3年)が7月の金鷲旗決勝で右足首を負傷。完治しないまま臨んだ今大会は先鋒を務めたが、ライバルの勢いを止めることはできなかった。井上は「悔しいが今の状況でやれることはやった。個人戦は一戦一戦しっかり闘って優勝旗を持って帰りたい」と、同じく2連覇がかかる14日の女子78キロ超級に向けて気持ちを切り替えた。