【甲子園】聖和学園は零敗で初出場初勝利ならず 三浦主将「一生忘れない。この経験に感謝」
初出場の聖和学園が石橋に0-5で敗れ、初勝利を逃す。宮城勢の初戦敗退は16年ぶりとなった。
八島監督は要所での点を取れなかったことに反省し、甲子園の難しさを感じた。斎藤投手には粘り強さを評価。
主将の三浦も入江投手を攻略できなかったことを autsして反省し、甲子園での経験に感謝する姿勢を示す。
◇第106回全国高校野球選手権大会第7日・2回戦 聖和学園 0―5 石橋(2024年8月13日 甲子園)
春夏通じて初出場の聖和学園は打線が散発4安打と抑え込まれ、初勝利を逃した。宮城勢の初戦敗退は16年の東北(横浜に1―7)以来となった。
試合後の八島知晴監督と三浦広大主将の主な一問一答は以下のとおり。
▼八島監督
――初の甲子園は?
「要所を取った方が優位に試合を運べると思っていたが、こっちはしのぎ切れなくて、向こうは要所で点を取った。甲子園は簡単なものじゃない。チームとしてもっともっと強くならなければと感じました」
――(先発の)斎藤佑樹君は?
「調子は良くないかなと思いながらも、粘って辛抱強く放っていた。制球が悪くて四球があったり、うまくミートされた」
▼三浦主将
――(石橋の先発)入江君を攻略できなかった。
「チームとして徹底しきれなかった。ローボールの変化球に手を出してしまったし、若いカウントから打っていくことができなかった
――甲子園は?
「一生忘れることのできない試合になった。この経験ができたことを感謝して、大学に進んで野球を続けるので感謝を返していきたい」