閉会式、華やかな演出 トム・クルーズさんも登場〔五輪〕

AI要約

閉会式はスター選手が華やかに登場し、盛大に行われた。

個人4冠を達成したレオン・マルシャンが聖火を運ぶ大役を務め、冒頭を飾った。

トム・クルーズがスタイリッシュなパフォーマンスを披露し、会場を熱狂させた。

 閉会式はスター選手も多く登場し、華やかだった。

 冒頭は競泳男子で個人4冠を達成したレオン・マルシャン(フランス)。パリ市中心部のチュイルリー公園にある気球型聖火台から聖火をランタンで競技場まで運ぶ大役を担った。

 2028年ロサンゼルス五輪への引き継ぎセレモニーでは、米国らしさを前面に出した演出が満載。米人気俳優のトム・クルーズさんがサプライズで姿を現した。スタジアムの屋根からワイヤアクションで地上に飛び降り、五輪旗を受け取って会場をバイクで駆け抜けるなど、自身の主演映画でもある「ミッション:インポッシブル」さながらの派手なパフォーマンスを披露。会場を熱狂の渦に巻き込んだ。

 国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長が閉会宣言をした後、マルシャンや柔道男子のテディ・リネール(フランス)、陸上男子マラソンのエリウド・キプチョゲ(ケニア)ら各大陸を代表する選手が集まってランタンの火を吹き消し、17日間の戦いに幕を下ろした。