巨人・大勢「心の余裕あった」9回火消し2者連続K19セーブ「菅野さんに勝ちがついて良かった」

AI要約

巨人が中日を3-1で破り、菅野の勝利を守るために勝ち星を挙げた。

守護神は7試合連続無失点で19セーブ目を達成し、準備を怠らず後悔のないように過ごすと語った。

菅野への感謝の気持ちもあり、試合を気迫でねじ伏せた。

巨人・大勢「心の余裕あった」9回火消し2者連続K19セーブ「菅野さんに勝ちがついて良かった」

◆JERA セ・リーグ 中日1―3巨人(11日・バンテリンドーム)

 気迫でねじ伏せた。試合を締めた大勢は腹の底から雄たけびを上げた。3―1の9回1死一、三塁から菅野に代わってマウンドへ。田中の二盗で1死二、三塁となったが、動じない。木下を空振り三振に斬ると、最後はフルカウントから代打・高橋周を157キロ直球で空振り三振に仕留めた。「(9回表に)1点入ったので心の余裕はまだあった。(高橋には)3ボールになったからこそ(ストライク)ゾーンで通せるところもあったので、いろいろ重なって抑えられた」と汗を拭った。

 先輩の勝ち星を何としても守り切りたかった。「普段から私生活でもお世話になっているので、菅野さんに勝ちがついて良かったです」。感謝の気持ちも込めて、見事に抑え込んだ。7試合連続無失点で19セーブ目を挙げた守護神は「引き続き準備して、後悔がないように過ごしたい」と、満足することなく表情を引き締めた。(宮内 孝太)