【自転車】東京銀メダルの梶原悠未は2種目を終え19位 女子オムニアム
東京五輪銀メダリストの梶原悠未はパリオリンピック自転車女子オムニアムで苦戦中。
オムニアムは4種目を行い、最終的に獲得ポイント順に順位が決まる競技。
競技の種目とポイントシステムについて詳細解説。
<パリオリンピック(五輪):自転車/トラック>◇11日◇女子オムニアム◇サンカンタンアンイブリーヌ・ベロドローム
20年世界選手権女王で、東京五輪銀メダルの梶原悠未(27=TEAM Yumi)は第2種目のテンポレースが17位となり、8ポイント獲得にとどまった。2種目を終えて18ポイントの19位と、苦しい展開となっている。
◆オムニアムとは
中距離4種目を行い、最終的に獲得ポイント(P)順に順位が決められる。
(1)スクラッチ トラックで行う個人ロードレース。先頭を入れ替わる駆け引きをしながら女子は30周で順位を争う。1位ゴールで40P、2位38P、3位36P…と与えられる。
(2)テンポレース 1周ごと1位通過すると1点、周回遅れにすると20点が加算。この種目での得点順に1位40P、2位38P…、3位36P…と与えられる。
(3)エリミネーション 規定周回ごとに最後尾の選手から脱落していく。残り2人になるとスプリント勝負になる。残った順から1位40P、2位に38P…と与えられる。
(4)ポイントレース (1)~(3)で獲得した合計Pを持って争う、最後のレース。10周ごとの1位通過に5P、2位に3P点、3位に2P点、4位に1Pが加算。最終周回は倍。5位通過以降のP加算はできないが、周回遅れにすると20Pの大量得点が得られ、逆転も可能となる。