【スターダム】ワールド陥落の舞華がショートカットで再起「一人残らずぶっ倒してやる」

AI要約

女子プロレス「スターダム」の前ワールド王者の舞華が再起に動き出す

舞華はなつぽいとの因縁の相手と激突し、勝利を収める

なつぽいとの再戦を約束し、5★STARでの活躍を誓う舞華

【スターダム】ワールド陥落の舞華がショートカットで再起「一人残らずぶっ倒してやる」

 女子プロレス「スターダム」の前ワールド王者の舞華が、再起に動き出した。

 シングルの祭典「5★STAR GP」レッドスターズAブロック開幕戦(10日、横浜武道館)では、ドンナ・デル・モンド(DDM)時代に裏切られた因縁の相手・ワンダー王者のなつぽいと激突。

 先月28日の札幌大会でワールド王座を失い、今月4日の浜松大会で白川未奈&ジーナと保持していたアーティスト王座から陥落。わずか8日間で2冠王者から無冠になった舞華は、この日長かった髪をバッサリ切りショートカット姿で登場。さらに試合開始のゴングを待たずして奇襲をかける勢いだ。

 10分過ぎ、舞華がコーナーでなつぽいを担ぎ上げアルゼンチンバックブリーカーで圧倒。だが、雪崩式飛びつき腕十字固めでマットに叩きつけられると、そのまま左腕を絞り上げられ一気にピンチに陥った。

 それでも試合の残り時間3分を切ったところで、得意の炎華落とし(変型サイドバスター)を炸裂。さらにラニングパワーボムで流れを奪った。最後はなつぽいのフェアリーブリンクを切り返し丸め込むと3カウントを奪った。

 2022年7月になつぽいがDDMを造反しコズミック・エンジェルズに移籍。舞華も今年1月のDDM解散後、白川未奈と共闘しイーネクサスヴィーを結成した。袂を分かったなつぽいとの初シングルを制した舞華は「なつぽい、まだまだ全然足りないよね!」と絶叫し「お互い違う道歩んできたけど、お前の歩んできた道は間違ってなかった。私の歩んできた道も間違ってなかった」と笑顔を見せた。最後には「またいつかシングルマッチでやり合おうね」と再戦を約束。

 バックステージでは「5★STARでやりたいことたくさんあるからみんな絶対に欠場するなよ! 私が一人残らずぶっ倒してやるからな」と全方位に宣戦布告した。女帝の夏が始まった。