マンC両GKは残留へ…ペップが安堵「2人とも多くの時間をプレーするだろう」 なでしこ守護神にとっても朗報!

AI要約

マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が、エデルソンとシュテファン・オルテガについて語った。移籍が噂される2人のGKが残留し、シーズン前の準備を進めることに安心感を覚えている。

エデルソンの重要性やオルテガの活躍について述べ、シティのGK陣の序列について言及。今シーズンは2人とも出場機会が増えるとの見通しを示した。

また、シティの女子チームになでしこジャパンの山下杏也加が加入したことも触れられ、エデルソンとの共演に期待が寄せられている。

マンC両GKは残留へ…ペップが安堵「2人とも多くの時間をプレーするだろう」 なでしこ守護神にとっても朗報!

 マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が、エデルソンとシュテファン・オルテガについて語った。英メディア『90min』が伝えている。

 2人のGKは今夏の移籍が取り沙汰されながら、いまだ具体的な動きがない。プレミアリーグ開幕に先んじて8月10日に行なわれる、コミュニティ・シールドのマンチェスター・ユナイテッド戦に臨む予定だ。

 グアルディオラ監督は残留の流れに満足しているようで、今季初戦を前に「エディとシュテファンが残ってくれて、本当にほっとしている」と胸をなでおろした。

「エデルソンなしでは、この何年も何年も過ごしてきた信じられないようなプロセスを理解できない。不可能だ。彼のカリスマ性、一貫性。我々のプレースタイルや様々な要素を考えると、常にキーパーを代えるのは難しい。だから、彼が残ってくれて本当に嬉しい。

 それに、もちろんシュテファンもだ。おめでとう!彼は契約に値する。スパーズ戦のセーブだけはなく、この2年間ずっと、カップ戦でどれだけ活躍してくれたか」

 ドイツ人のオルテガは、母国のビーレフェルトで堂安律らとプレーした後、2022年にシティに加入。正守護神を務めるエデルソンの控えに甘んじているものの、カップ戦で印象的な活躍を続けている。

 さらにエデルソンの負傷に伴い、途中出場した昨季終盤のトッテナム戦では、ソン・フンミンの決定機を見事に阻止。堂安もインスタグラムで「なんてGKだ、シュテファン・オルテガ」と絶賛するビッグセーブで、プレミアリーグ4連覇を手繰り寄せた。

 新シーズンを迎えるにあたり、序列の変化はあるのか。グアルディオラ監督は考えをこう明かした。

「今、彼らは1つのポジションでプレーしている。2人とも、多くの時間をプレーすることになるだろう」

 ちなみにシティの女子チームには、なでしこジャパンのGK山下杏也加が新加入した。入団時のインタビューで、「自分の憧れであるエデルソンがいるチームに入れるのも、同じユニホームに袖を通すのもすごい嬉しい。楽しみ」と語っており、ブラジル代表守護神の残留は山下的にも非常に大きなメリットだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部