キミッヒ、ゴレツカ、パヴロビッチ、パリーニャ コンパニ・バイエルンの中盤争いはどうなる

AI要約

新指揮官コンパニがバイエルンMFキミッヒをボランチで固定する意向を示す

キミッヒの希望は中盤起用で、残留のカギになる可能性も

中盤争いが激化する中、コンパニはローテーションを考える課題に直面

キミッヒ、ゴレツカ、パヴロビッチ、パリーニャ コンパニ・バイエルンの中盤争いはどうなる

今夏の去就が注目されてきたバイエルンMFジョシュア・キミッヒ。バルセロナからの関心も伝えられていたが、今季よりバイエルンの指揮官に就任したヴァンサン・コンパニはキミッヒをチームの重要戦力と捉えているようだ。

独『Bild』によると、コンパニはキミッヒをボランチで固定する考えを持っているという。昨季のトーマス・トゥヘル政権ではキミッヒを右サイドバックへ回すことも多く、キミッヒはそのポジションもこなせる。しかし本人の希望は中盤起用で、コンパニはその希望に応える考えだ。これが残留のカギになると見られており、同メディアはキミッヒが今後もバイエルンでプレイする理由になると伝えている。

バイエルンにはレヴァークーゼンにレンタル移籍していたDFヨシプ・スタニシッチも復帰している。スタニシッチはレヴァークーゼンで大きく成長しており、右サイドバックに対応できる。キミッヒを中盤で起用する場合はスタニシッチにもチャンスが出てくる。

ただ、中盤のポジション争いは熾烈になる。レオン・ゴレツカ、コンラッド・ライマー、昨季ブレイクした若手のアレクサンダル・パヴロビッチ、さらに今夏はポルトガル代表MFジョアン・パリーニャも獲得している。コンパニはこれまで以上に選手をローテーションしていく考えを持っているようだが、中盤の人員をどうコントロールしていくのか。ビッグクラブならではの悩みであり、まだまだ指揮官として経験の浅いコンパニが対処していかなければならない課題だ。