内村航平さん、女子レスリングのレジェンドをまさかの「センパイ」呼び…軽妙な掛け合いに視聴者ホッコリ「神同志の会話すぎる」

　ＮＨＫが８日未明にパリ五輪のレスリング競技を中継し、現地でリポートしたＮＨＫのアスリートナビゲーターを務める体操元日本代表の内村航平さん（３５）と、東京のスタジオで解説したレスリング元日本代表の伊調馨さん（４０）との軽妙な掛け合いが視聴者をホッコリさせた。

　ともに４大会連続で五輪に出場したレジェンド２人が中継でつながれ、伊調さんが内村さんに「柔道でも大事なんですけど、同じようにレスリングも組手が重要になってくるので、そこに注目してほしいと思います」とアドバイス。すると内村さんは笑顔で「ありがとうございます、『先輩』」と感謝した。

　隣のアナウンサーからどうして先輩と呼んだのか尋ねられると、内村さんは「連覇の数も倍ですし、もうオリンピックと言えば日本でオリンピックで言えば伊調先輩だと思いますので、『先輩』と敬意を込めて呼ばせていただいています」と明かした。

　ロンドンから東京まで４大会連続で五輪に出場し、体操個人総合２連覇を含む、金メダル３個、銀メダル４個を獲得した内村さんに対し、伊調さんはアテネからリオデジャネイロまでレスリングで五輪４連覇の偉業を成し遂げた。確かに連覇の数は内村さんの「２」に対して伊調さんが倍の「４」となっている。

　体操、レスリングとも日本のお家芸とも言える競技で世界の頂点に立ち続けたキングと女王のやり取りにネットも反応。Ｘ（旧ツイッター）では「伊調センパイと内村コウハイのトークが面白すぎる」「伊調さんと内村くんのやり取り可愛い～」「伊調馨さんと内村航平さん仲良くて微笑ましい」「伊調馨と内村航平がオリンピック中継でフランクに喋ってんのが、神同志の会話すぎる」などのコメントが並んだ。