飛び込み・三上がまさかの予選敗退 榎本は6位で準決勝へ

AI要約

三上紗也可は女子板飛び込み予選で21位に終わり、準決勝進出を逃した。ミスを連発し、得意の大技も踏み切りが浅く失敗した。

昨夏の世界選手権で7位に入賞し、22年の世界選手権で銀メダルを獲得していたが、パリ五輪で思うような結果を残せなかった。

一方、榎本遼香は準決勝に進出し、成績を残した。三上とは対照的な結果となった。

飛び込み・三上がまさかの予選敗退 榎本は6位で準決勝へ

 ◇パリ五輪第13日 飛び込み(2024年8月7日 アクアティクスセンター)

 7日の女子板飛び込み予選で、日本飛び込み界初メダルを目指した三上紗也可(23=日体大大学院)が258・35点で21位に終わり、上位18人による準決勝に進めなかった。1本目から踏み切り、入水ともに安定せずミスを連発。最終5本目で女子では世界で数人しかできない大技5154B(前宙返り2回半2回ひねりえび型)を繰り出したが、踏み切りが浅く最後まで得点を伸ばせなかった。

 昨夏の世界選手権は7位。22年世界選手権では金戸凜とペアを組んだシンクロ板飛び込みで銀メダルを獲得した。メダル候補がまさかの予選敗退。準決勝で姿を消した21年東京五輪に続き、力を発揮できなかった。榎本遼香(27=栃木トヨタ)は299・10点の6位で準決勝に進出した。