【福岡ボート・PGⅠレディースC】後藤美翼 互角のSからが本当の勝負

AI要約

後藤美翼は初日の6枠で4着。Sで行けなかったことが課題だったが、舟足に手応えを感じている

後藤は1Mで後手に回ってしまい、Sを遅れないように調整を考える

山本梨菜は苦しい状況でも機力に手応えを感じ、人気を落としそうな11Rでは2着が期待できる

【福岡ボート・PGⅠレディースC】後藤美翼 互角のSからが本当の勝負

<7日・福岡ボート・初日>

<記者コラム・古賀正史の正史かける>

 後藤美翼は初日の6枠で4着。「Sで行けなかったのが良くなかったですね」とスリットではコンマ28と最も遅いタイミング。1Mも打つ手なしでBSでは最後方。ただ、「6番手からでも追い上げられたし、伸び寄りで伸びはいいと思います」。大敗回避に貢献した舟足には、わずかながら手応えを感じている。

 「1Mで後手に回ってしまって確信はできなかったので、もう一度このまま行ってみようかな。調整を考えるのもそれからです。今度はSを遅れないようにします」。互角のSを繰り出して、きっちり自身の機力を見定める。

 ▼1R 後藤は握れる3コースなら伸びも生きる。同体のSでも一発は十分。3―145―1245。

 ▼11R 山本梨菜はF2と苦しい状況だが、機力には確かな手応えを感じている。人気を落としそうなここは2着でも十分妙味。15―3―全。