「シーズン55勝しかしていないチームで、信じられないこと」 今永昇太の登板試合、カブスは勝率・810でメジャートップ…米メディア驚き

AI要約

カブスの今永昇太投手が10奪三振の好投でツインズを相手に7-3で勝利し、9勝目を挙げた。

今永の勝率.810はメジャー先発投手でトップであり、チームに貢献していることが紹介された。

カブスの勝率向上に大きく貢献している今永昇太投手の活躍が評価され、チームにとって欠かせない存在であることが強調された。

「シーズン55勝しかしていないチームで、信じられないこと」 今永昇太の登板試合、カブスは勝率・810でメジャートップ…米メディア驚き

◇6日(日本時間7日)大リーグ カブス7―3(シカゴ)

 カブスの今永昇太投手(30)は地元でのツインズ戦に先発。10個の三振を奪うなど7イニング2安打2失点で、9勝目(2敗)を挙げた。4者連続など2回以外は毎回奪三振で、10奪三振は7月21日のダイヤモンドバックス戦に並ぶメジャー自己最多。鈴木誠也外野手(30)は4打数1安打1得点だった。

 これで今永の登板試合はチーム17勝4敗、勝率は・810。地元中継局マーキーSNは、試合前時点の勝率・800(16勝4敗)でも、メジャー先発投手でトップだと紹介した。2位はガーディアンズのタナー・バイビー(・773、17勝5敗)で、3位はドジャースからレッドソックスにトレード移籍したジェームス・パクストン(・750、15勝5敗)。

 同局のシアンビ実況は「このチーム勝率こそ、ショウタ(今永)がこれまでやってくれたことをよく表しています。つまり、投げる度に毎回勝つチャンスを与えてくれるんです。(試合前の)シーズン55勝しかしていないチームで、これはかなり信じられないことです。彼を除いた先発投手だと、ほぼ借金20(実際は39勝56敗で借金17)ですから!」。相方のジョー・ジラルディ解説者も「ショウタが投げる度、ほぼいつも(カブスの勝利で本拠地リグレーフィールドに掲げられる)『Wの旗』がなびくわけだからね」とうなずいた。(写真はAP)