フランス柔道人気について永瀬貴規「リネール選手と対戦した斉藤選手を一番の歓声でたたえていた」

AI要約

柔道の日本代表選手団がパリ五輪から帰国し、フランスでの柔道人気について感想を述べた。

角田夏実選手はフランスの応援の熱気に感動し、会場の雰囲気の変化に驚いたことを語った。

阿部一二三選手と永瀬貴規選手も、パリ五輪での受けた感動と柔道へのリスペクトを表明した。

 パリ五輪に出場していた柔道の日本代表選手団が6日、羽田着の航空機で帰国した。

 監督、選手たちはその後、会見に臨み、金メダルを獲得した3人が、フランスでの柔道人気について質問され、それに言及した。

 まず女子48キロ級の角田夏実は「応援の盛り上がり方もすごい違うなっていうのは会場に入った時から感じて。フランスの選手と戦う時には、それもすごい声援だったんですけど、自分がフランスの選手を投げた時に、雰囲気が落ちるんではなく、そこからまた盛り上げてくれたので。みなさん柔道が大好きで見に来てくれてるんだなって感じました」と説明。

 続いて男子66キロ級で2連覇を成し遂げた阿部一二三は「もう本当にひと言ですね、最高の景色でしたし、今までない景色を見せてもらったっていう気持ちでいっぱいです」と話した。

 最後に男子81キロ級でこちらも五輪連覇を達成した永瀬貴規は「本当に柔道家に対してリスペクトがあるなというのは感じました。団体戦を終えて、リネール選手と対戦した斉藤選手がメダルをかけられる時に一番の歓声だったり、斉藤選手をたたえている場面を見て、柔道が愛されていて、良かったなと思いました」と述べていた。【千葉修宏】