車に自転車が突っ込む「ショッキングな瞬間」 レース中に…五輪女子ロード銀メダリストがあわや大事故

AI要約

パリ五輪の自転車ロードレース女子で、英国代表選手アンナ・ヘンダーソンが自動車との危険な接触を回避した場面が起きた。

ヘンダーソンは13位でレースを終えたが、自転車を降りたポーランド選手に起因するアクシデントが発生。

幸いサポートカーとの衝突は回避され、ヘンダーソンは難を逃れてゴールした。

車に自転車が突っ込む「ショッキングな瞬間」 レース中に…五輪女子ロード銀メダリストがあわや大事故

 パリ五輪で4日に行われた自転車のロードレース女子で、あわや大事故になりかねない選手と自動車のハプニングがあった。英紙「ザ・サン」が「五輪ロードレース中に自動車と英国人スター選手が衝突するショッキングな瞬間」という見出しで伝えている。

 アクシデントにあったのは、英国代表のアンナ・ヘンダーソン。7月27日に行われた女子タイムトライアルで銀メダルに輝いた選手だ。記事は「先のレース(女子タイムトライアル)で銀メダルを獲得していたアンナ・ヘンダーソンは事件がありながらも競技を13位で終えた」と伝えている。

 問題はレース中の右折場面。ヘンダーソンと同じタイミングで右折したサポートカーが、さらに幅寄せする形になって進路をふさぎ、激突しかけた。記事は事故の原因として、ヘンダーソンの前を走っていたポーランドの選手にトラブルが起き、コーナーを曲がった直後に自転車を降りたこと、サポートカーはこれを助けるべく選手に近づき、偶発的にヘンダーソンの進路をふさいでしまったと指摘している。

 サポートカーとヘンダーソンは同じタイミングで停止し、大事故は回避した。さらに記事は「後部座席に座っていたメカニックがポーランド人選手を助けるために車外へ出ようとしたが、ヘンダーソンは即座に反応し後ろに下がった」とヘンダーソンがうまく難を逃れたと指摘している。ヘンダーソンはこのアクシデントがありながら、トップから3分34秒遅れの13位でゴールしている。