「決勝の相手?どこだろうとパーティー」スペインの“予期せぬヒーロー”がご機嫌に語る! 母はタトゥーに抵抗感「もし入れたら…」【パリ五輪】

AI要約

スペインがモロッコを逆転勝利し、ファイナルでフランスと対戦する

決勝点を挙げたファンル・サンチェスの活躍や、監督への感謝の言葉

自信を持つスペイン代表が金メダル獲得を目指す姿勢を示す

「決勝の相手?どこだろうとパーティー」スペインの“予期せぬヒーロー”がご機嫌に語る! 母はタトゥーに抵抗感「もし入れたら…」【パリ五輪】

 現地時間8月5日に開催されたパリ五輪の準決勝で、3日前のベスト8で日本を破ったスペインはモロッコと対戦。2-1で逆転勝利を収めた。ファイナルでは開催国のフランスと戦う。

 値千金の決勝点を奪ったのは、62分から途中出場したファンル・サンチェス(セビージャ)だ。日本戦で2ゴールを挙げたフェルミン・ロペス(バルセロナ)が66分に同点弾を奪って迎えた85分、力強いシュートで叩き込み、歓喜をもたらした。

「予期せぬヒーロー」「控えからスペイン・オリンピックチームの歴史に名を刻んだ」と報じたスペイン紙『MARCA』によれば、殊勲のファンルは「これからドレッシングルームに行って、彼らが僕に何を用意しているのか見てくるよ。夕食代を払わなくて済むと良いだけどね」とジョークを飛ばした後、サンティ・デニア監督への感謝を口にした。

「初日から、サンティは僕ら控え選手に『我々は全幅の信頼を寄せているし、4人の控え選手は重要な存在になる』と言っていた。監督は正しかったと思う。僕にとって、彼の自信はとても重要なんだ」

 自国での1992年大会以来、2度目の優勝まであと1勝。「このグループは金メダルを取るメンタリティを持っている」と自信を見せるファンルは、インタビューを受けた時点では、まだもう1つの準決勝でフランスがエジプトを下す前だったなか、強気にこう言い放った。

「相手? どこであろうとパーティーになるだろう。僕らはどんな状況にも準備ができている」

 ファンルは絶好調のフェルミンらと共に、スペインを栄光に導けるか。ちなみに自身の母はタトゥーに抵抗感があるようで、20歳のDFは「もし入れたら、母が家に入れてくれなくなる」とも伝えた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部