【バレー】日本男子ブラン監督、イタリア戦終了後に胴上げ 今大会を最後に退任、韓国クラブへ

AI要約

日本代表のバレーボールチームがイタリアに敗れ、監督のフィリップ・ブランが退任することが決まった。

試合は激戦の末、3セット連取されてフルセット負けとなり、選手たちは涙を流した。

ブラン監督は17年から日本代表でコーチを務め、21年に監督に就任していたが、イタリア戦を最後に退任することを明かした。

【バレー】日本男子ブラン監督、イタリア戦終了後に胴上げ 今大会を最後に退任、韓国クラブへ

<パリオリンピック(五輪):バレーボール・日本2-3イタリア◇5日◇男子準々決勝◇パリ南アリーナ

 今大会を最後に退任が決まっている日本代表のフィリップ・ブラン監督(64)が、試合終了後に胴上げされた。

 試合後には「このチームを率いるのは、この試合が最後になるので」と退任の意向を示しながら悔しさをにじませた。

 準々決勝で22年世界選手権覇者のイタリアを2-0と追い詰めながらも、3セット連取されてフルセット負け。選手たちは試合後に大粒の涙を流したが、宙を舞ったブラン監督も感極まっていた。

 フランス出身のブラン氏は17年から日本代表でコーチを務め、21年東京五輪後に監督に就任。昨年はネーションズリーグ(VNL)で3位となり、主要国際大会で46年ぶりのメダル獲得。パリ五輪予選も突破し、24年はVNLで2位に輝いた。

 今年2月に、五輪後に韓国のクラブチーム、現代キャピタルの新監督となることが明らかになっていた。