「泣くなブライアン、泣くなチマ、君たちはよく戦った」スペイン戦0-3完敗(2)直後の藤田と小久保、イケメン3人の涙と町田浩樹が語った「悔しさ」
男子サッカー日本代表、大岩ジャパンのパリ五輪での挑戦が終わり、強豪スペインに3-0で敗れた。
選手たちはそれぞれの思いを背負い、3連勝を果たしスペインとの激闘を繰り広げた。
町田浩樹は「東京五輪での出場機会の少なさから悔しさをバネにしている」と語った。
男子サッカー日本代表、大岩ジャパンのパリ五輪での挑戦が終わった。準々決勝の相手、強豪スペインを相手に3‐0の完敗だった。
パリ五輪が始まる前、A代表のDF町田浩樹に話を聞く機会があった。東京五輪のメンバーだった彼に、東京五輪の思い出、パリ五輪に臨むメンバーへのエールをお願いした。
すると、返ってきたのは予想外の答えだった。
「東京五輪では、ほとんど出られなかった。その悔しさがあるから、今ここにいるんです」
パリ五輪代表に選ばれた選手、バックアップメンバーに選ばれた選手、選ばれながらも試合に出られなかった選手、そして選ばれなかった選手たち。
選手だけではなく、無数の人々の思いを背負い、グループリーグで3連勝し、強豪スペインとの激闘を繰り広げたパリ五輪サッカー日本代表。
格上のスペインに本気で勝てると思っていたからこその涙は、町田が悔しさをバネに日本代表、そして世界の舞台へはばたいたように、今後の彼らの力になることだろう。
泣くなブライアン、泣くなチマ。でも今は、涙を流してもいいか。本当にお疲れ様でした。