【ボーイズリーグ】大阪堀江ボーイズ、3度目の夏で全国初勝利!〝野球歴4か月〟金が3安打3打点貢献
大阪堀江ボーイズがエイジェックカップ第55回日本少年野球選手権大会の小学生の部1回戦で今治中央ボーイズを14-7で破り、快勝した。
新人選手の金が注目を集め、初回や2回などで重要な得点を挙げ、チームの勝利に貢献した。
金は野球未経験ながらも運動センスを活かし、全国舞台で活躍。喜びと照れ笑いが交じる活躍でチームを勝利に導いた。
◆エイジェックカップ第55回日本少年野球選手権大会 ▽小学生の部1回戦 大阪堀江ボーイズ(大阪南支部) 14―7 今治中央ボーイズ(愛媛県支部)=4回コールド=(8月3日・アイアイ伏見桃山スタジアム)
小学生の部の1回戦では、大阪堀江ボーイズが16安打14得点と快音を響かせ、4回コールドで初戦を突破した。選手権大会は2年ぶり3度目の出場で、うれしい夏の全国初勝利となった。
チームの新たな歴史を刻む勝利に貢献したのは、今年4月に加入したばかりの金だ。それまではバスケットボールで汗を流していたが、仲間に誘われて入部。野球は未経験からのスタートだった。
それでも、持ち前の運動センスで磨いた技術を全国舞台で発揮した。まずは初回。1死満塁の好機で、左翼線へ落とす先制の2点二塁打を放った。これが、チームの夏の全国初決勝打となった。
持ってる少年は、2回1死三塁でも右前へタイムリーを放ち、貴重な追加点を挙げた。4回にも内野安打で出塁し、田之脇とともにこの日のチーム最多3安打3打点。3打席全出塁、全得点とダイヤモンドを駆け回った。
ベンチでも声を張り上げて仲間を応援していたためか、試合後はかすれ声で照れ笑い。この日の活躍には「入ったばっかりなんで、チームの一員として打てて、気持ち良かったです。最高でした」と人なつっこい笑みを浮かべた。
◇両チームスタメン
【今治中央】
1 投 斎藤
2 遊 池内
3 捕 笠原
4 二 藤本
5 三 淺田
6 中 越智
7 一 関
8 右 木原
9 左 伊藤
【大阪堀江】
1 遊 中西
2 投 藤本
3 三 清田
4 捕 青山
5 左 金
6 一 田之脇
7 右 橋本
8 二 新井
9 中 山口