「彼が何を判定したのか分からない」物議を醸す日本の得点取り消し、スペインDFも同情「あの審判は初戦でも53回のファウルを取った」【パリ五輪】

AI要約

U-23日本代表がパリ五輪の準々決勝でU-23スペイン代表に0-3で敗れる。

日本はフェルミン・ロペスの先制ゴール、オフサイド判定で無効となった細谷真大のシュート、再度の失点で完敗。

スペインメディアによると、エリク・ガルシアは審判の基準に疑問を抱き、細谷への判定にも同情のコメントを残す。

「彼が何を判定したのか分からない」物議を醸す日本の得点取り消し、スペインDFも同情「あの審判は初戦でも53回のファウルを取った」【パリ五輪】

 大岩剛監督が率いるU-23日本代表は現地時間8月2日、パリ五輪の準々決勝でU-23スペイン代表と対戦。0-3で完敗を喫した。

 日本は11分にフェルミン・ロペスにミドルを決められて先制を許す。40分には、藤田譲瑠チマの縦パスを受けた細谷真大が、相手を背負いながらも反転シュートでネットを揺らしたが、身体の一部がわずかに出ていたとされて、オフサイドの判定でノーゴールとなった。

 後半には73分にまたしてもフェルミンにゴールを割られて追加点を献上。86分にも、CKからアベル・ルイスに押し込まれた。

 ゴールが無効となった細谷への判定が物議を醸しているなか、スペインメディア『MUNDO DEPORTIVO』によると、日本戦にフル出場したエリク・ガルシアは勝利を喜びながら、レフェリーに対しては「あの審判は初戦でも53回のファウルを取った。基準が理解できなかった」と苦言を呈している。

 また、日本の得点が取り消されたシーンに関しては「彼が何を判定したのか分からない。想像するしかない」と同情している。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部