主将としてU23日本代表を牽引した藤田譲瑠チマ…目に涙を浮かべ「みんなとここまで戦えてよかった」

AI要約

U-23日本代表はパリ五輪準々決勝でU-23スペイン代表に0-3で敗れ、涙を流しながら挑戦の意気を表す藤田譲瑠チマのコメントが話題に。

試合ではスペインに先制点を許し、オフサイドでのゴールも取り消されるなど苦しい展開となり、大会初優勝への夢は潰えた。

しかし藤田主将は、チームメイトへの感謝を述べつつ、今回の経験を糧に更なる成長と挑戦を誓った。

主将としてU23日本代表を牽引した藤田譲瑠チマ…目に涙を浮かべ「みんなとここまで戦えてよかった」

 パリオリンピック2024(パリ五輪)の男子サッカー準々決勝が3日に行われ、U-23日本代表はU-23スペイン代表に0-3で敗戦。試合後、主将のMF藤田譲瑠チマがフラッシュインタビューに応じた。

 史上初の金メダル獲得を目指してパリ五輪に臨んだU-23日本代表は、パラグアイ、マリ、イスラエルと同居したグループDを3戦全勝で首位通過し、準々決勝でスペインと激突。試合は、立ち上がりの11分にフェルミン・ロペスから先制点を決められると、40分には細谷真大がネットを揺らすが、判定はオフサイドでゴールは認められず。73分と86分にも追加点を被弾し、0-3で敗れたことで準々決勝敗退が決まった。

 目に涙を浮かべながらインタビューに応じた藤田は、「ここまで優勝を目指してやってきて、本当にスペインも強かったし、自分としてはもっとできないといけなかったし、本当に情けない」と率直な感想を口に。続けて、「みんなとここまで戦えてよかったです」とチームメイトに感謝を述べた。

 また、「みんながチームのことを愛してて、チームのために戦える集団でしたし、それを決勝戦まで優勝まで皆さんに見せたかったですけど、まだまだもっと強くなる必要があるなと感じます」とコメント。「こういう強いチームに負けないように、個人としても本当に強くなる必要があると思いますし、自分としてはもっと上のリーグだったり上のレベルでサッカーして、成長したいなと思います」と今後に向けてさらなる進化を誓っている。

 U-23日本代表に勝利したU-23スペイン代表は、5日に行われる準決勝でU-23モロッコ代表と対戦する。