水原一平被告が違法賭博した胴元ボーヤー氏が有罪認める方針

AI要約

米大リーグ、ドジャース・大谷翔平投手の元通訳、水原一平被告が違法賭博胴元との関与を司法取引で有罪を認める方針であると報じられた。

水原被告は違法賭博の利用者の一人であり、莫大な賭博金額を扱い、大谷の口座から不正送金された事実も浮かび上がった。

捜査が進み、水原被告は銀行窃盗罪と虚偽の納税申告を認め司法取引に応じた。

米大リーグ、ドジャース・大谷翔平投手(30)の元通訳、水原一平被告(39)が関与したとされる違法賭博胴元が2日(日本時間3日)、司法取引で有罪を認める方針であるとスポーツ専門局ESPNなど複数の米メディアが報じた。

ESPNによると、6月21日(日本時間22日)にマシュー・ボーヤー容疑者を違法賭博事業の運営や虚偽の納税申告など罪で起訴。8月9日に有罪を認める予定だという。水原被告はボーヤー氏が運営した違法賭博の利用者700人のうちの一人で、少なくとも1万9000回賭博を行った。ボーヤー容疑者は水原被告に少なくとも125万ドルを銀行口座に入金するよう指示し、別の銀行口座にも1500万ドルの入金を指示した。

水原被告は2021年にボーヤー氏と出会い同年9月から違法賭博を行った。同年11月から24年1月まで約1700万ドル(約26億4000万円)が大谷の口座から不正送金された。23年10月に捜査当局がボーヤー氏の自宅を家宅捜索し、大谷名義の送金を把握。3月にESPNなどの米メディアが報じて事件が明るみになった。水原被告は銀行窃盗罪と虚偽の納税申告を認め司法取引に応じた。