「アーク&セミアーク」軌道にも!Edel Golf『ARRAY』パター、8月1日デビュー

AI要約

Edel Golfの新作パター『ARRAY PUTTER』の特徴とフィッティングについて紹介。

全てのストロークタイプに対応した重心角の設定と6,000万通りの組み合わせから最適なパターを選ぶことが可能。

フィッティングプロセスや価格、特長を詳細に解説。

「アーク&セミアーク」軌道にも!Edel Golf『ARRAY』パター、8月1日デビュー

渡辺製作所から、米国発のフィッティングメーカー『Edel Golf』の新作パターのアナウンス。「日本で『イーデルゴルフ』を展開する株式会社渡辺製作所は、8月1日にパターの全ストロークタイプをカバーできる究極のフィッティングパター『ARRAY PUTTER』を発売したことをお知らせいたします」と、同社。

これまで同社のパターと言えば、フェースが地面と垂直でトウが上を向く「トルクバランス」が特徴で、開閉を抑えたストレート軌道に適した特殊な重心角となっていた。今回はそれ以外の円弧を描く、アーク/セミアーク軌道のゴルファーにも合わせやすい重心角が特徴だという。

 

「ストロークタイプは大まかに3つのタイプに分けられますが、Edel Golfが提供してい『EAS』では真っすぐ引いて真っすぐストロークする【ストレートタイプ】のプレイヤーにしか適切なパターの提供ができていませんでした。また市場ニーズもほとんどが【セミアーク】や【アーク】になっており、顧客ニーズを満たしておらず販売面でも苦戦を強いられていました。この課題を解決したのが『ARRAY PUTTER』になります。

 

異なるストロークに対応するためEdel Golfは“重心角”に注目し、新たに5種類のホーゼル(ロングクランク、ショートクランク、シングルベント、トルクバランス、スラント)と4種類(マレット型3タイプとブレード型1タイプ)のヘッド形状を開発しました。5つの異なるホーゼルとヘッドを組み合わせて多様な重心角を設定可能で、従来の『EAS』でカバーできなかった全てのストロークに最適なパターの提供ができるようになりました」(同)

 

同社初のアルミニウムボディを採用した他、フェースは軟鉄でソフトな打感にも配慮した他、ユニークなのは世界初の「交換可能なサイトライン」の採用で、好みによってプレートをカスタマイズできる。準備中のフィッティングにも注力する同社は、一人ひとりに最適なパターを届けるため、全部で6,000万通りもの組み合わせから、最適を選びだす意向。

 

「ステップ1は【重心角】のフィッティングで、異なる5つのホーゼルを2球ずつ打ち比べ、ストロークタイプと振りやすさを見極めて最適な重心角を選んでいきます。次のステップ2は【方向性】のフィッティングで、独自開発したレーザー・ミラーを使用しながらフェースが目標に真っすぐ向けられるようヘッド・サイトラインプレート・シャフトの長さ・ライ角の調整を行います。

 

ステップ3は【距離感】で、打ちたい距離の再現性を高めるため実際にボールを打ちながら調整します。まずは大きく異なるバランスを打ち比べ、カウンターバランスかヘッドバランスが合うかを見極め。次にソールウェイト、インナーウェイトの重量・位置・組み合わせを変え600通りの中から最適バランスを導きます。最後に4つの異なる形状・重量のグリップを選択しフィッティング終了です」(同)

 

一人ひとりにフィッティング・カスタマイズ予定のため『ARRAY』シリーズは『F1』『F2』『F3』『B1』の4機種とも税込11万円~。基本の長さは34インチ、ロフト3度、ライ角70度だが、フィッティングでより最適を見極めていく。