世界1位シフィオンテク敗退 鄭が中国勢初の五輪決勝進出

AI要約

テニス女子シングルス準決勝で、第1シードのシフィオンテクが第6シードの鄭に敗れた。

シフィオンテクは25連勝を挙げてきたローラン・ギャロスでの負けがついに訪れ、鄭は初の決勝進出を果たした。

鄭はイガに勝利し、決勝でヴェキッチかシュミドローバと対戦する。

世界1位シフィオンテク敗退 鄭が中国勢初の五輪決勝進出

【AFP=時事】パリ五輪は1日、テニス女子シングルス準決勝が行われ、大会第1シードのイガ・シフィオンテク(Iga Swiatek、ポーランド)は2-6、5-7で第6シードの鄭欽文(Zheng Qinwen、中国)に敗れた。

 世界ランキング1位のシフィオンテクは全仏オープン(French Open)で4度の優勝を誇り、今大会の舞台にもなっているローラン・ギャロス(Roland Garros)では2021年を最後に負け無しだったが、これで同会場での連勝は25で止まった。

 一方の鄭は、過去6戦全敗だったシフィオンテクから初勝利を挙げ、テニス競技では中国勢として初の決勝進出を果たした。

 試合後には「うれしいという言葉では言い表し切れない気持ち」と喜び、「素晴らしい試合ができた。イガに勝つのは簡単ではない。五輪は彼女にとっても重要な大会」と話した。

 鄭は決勝で第13シードのドナ・ヴェキッチ(Donna Vekic、クロアチア)とアンナ・カロリーナ・シュミドローバ(Anna Karolina Schmiedlova、スロバキア)の勝者と対戦する。【翻訳編集】 AFPBB News