柔道ウルフ・アロンがメダルならず V2消滅→敗者復活戦でも敗戦

AI要約

柔道男子100キロ級で、2021年東京五輪金メダリストのウルフが敗者復活戦で敗れ、メダル獲得はならなかった。

ウルフは準々決勝で世界ランク2位に敗れ、敗者復活戦でもメダルに届かなかった。

ウルフは五輪後、柔道の魅力を伝える活動をし、1年以上のブランクを経て復帰。最後に代表入りを果たした。

 パリ五輪は1日、柔道男子100キロ級が行われ、2021年東京五輪金メダルのウルフ・アロン(パーク24)は敗者復活戦でニコロズ・シェラザジシビリ(スペイン)に敗れた。紆余曲折を経て五輪切符を掴んだが、メダル獲得はならなかった。

 ウルフは1、2回戦を一本で勝ち上がったが、準々決勝で世界ランク2位のイリア・スラマニゼ(ジョージア)に敗戦。隅返で技ありを取られた。敗者復活戦に回ったが、メダルには届かなかった。

 東京五輪で金メダルを手にしたウルフは五輪後、柔道の魅力を伝えるためテレビ出演などに奔走。1年以上のブランクを経て復帰した。昨年4月の全日本選抜体重別選手権を制したが、昨年は国際大会優勝なし。同階級の代表争いは混迷を極めた。それでも、ウルフは今年2月のグランドスラム(GS)パリ大会で復活優勝。男女全14階級で最後に代表入りした。