「今まで五輪で経験した事がない」 時間通り来ず、道間違え…出場5度の選手も遅刻恐れる運営不備

AI要約

パリ五輪での選手たちの移動手段に関する苦情が報じられている。ドミトリ・オフチャロフ選手が選手村のバスの遅れや道に迷いに言及し、五輪史上経験したことのない問題だと述べている。

選手村のバスが遅れて到着し、運転手が2度も道に迷うハプニングが起きている。オフチャロフ選手は試合に遅れることを避けたいと懸念を示している。

選手たちは時間がタイトな中で大会に参加しており、移動手段のスムーズさは試合に影響する重要な要素である。

「今まで五輪で経験した事がない」 時間通り来ず、道間違え…出場5度の選手も遅刻恐れる運営不備

 連日熱戦が繰り広げられているパリ五輪。一方で運営面では、選手村における空調設備の不備や食堂の食事量に対する批判が取りざたされている。そんな中、新たに移動手段に関する苦情を選手が訴えたとドイツメディアは伝えている。

 ドイツ一般紙「ディ・ヴェルト」電子版は、元世界ランク1位の卓球男子ドイツ代表ドミトリ・オフチャロフが、2回戦に進出した際のインタビューを紹介。五輪5度目の出場となる35歳のベテランは「選手の移動に関しても改善すべきところがある」と断言し、「今まで五輪でこういうのは経験したことないよ」と語ったと伝えている。

 パリでの「エキゾチックな体験」として、オフチャロフが報告した所によると、選手村のバスは2度遅れて到着。またバスの運転手が道に迷うことも2度あったという。「時間がタイトなことはそれなりに理解している。ただ五輪で試合に遅れるようなことはしたくない」と、困惑する胸の内を明かしたと記事は伝えている。