【浜名湖ボート G3マスターズリーグ第4戦】西島義則が3000勝「周りが騒ぐので早くしたかった」

AI要約

西島義則が史上5人目の通算3000勝を達成した

若いころは勝つことしか考えていなかったが、年齢を重ね、周りが見えるようになった

外傷性くも膜下出血などの重傷事故から復活し、ファイティングポーズを崩さない姿勢を示す

【浜名湖ボート G3マスターズリーグ第4戦】西島義則が3000勝「周りが騒ぐので早くしたかった」

 SG3連覇、7節連続優勝などの記録を持つ西島義則(62=広島)がボートレース浜松のG3「マスターズリーグ第4戦」初日4Rでインを押し切り、史上5人目の通算3000勝を達成した。通算9313戦目での到達となった。

 「特別、目標にはしていなかったけど、周りが騒ぐので早くしたかった(笑い)。前節は、できそうでできなかったので悔しかった」。レジェンドがまたしてもボート界の歴史に名を刻んだ。

 「若いころは勝つことしか考えていなかったが、年齢を重ね、周りが見えるようになった。大ケガで引退も考えたが、妻の後押しでここまで来ることができた。もう少しファンや子供たちに元気な姿を見せたい。びわこ、福岡を残している全場制覇もしたいしね」

 外傷性くも膜下出血などの重傷事故(13年とこなめグラチャン)から奇跡の復活。ファイティングポーズはまだまだ崩しそうにない。

 なお過去の達成者は倉田栄一(89年)、北原友次(94年)、岡本義則(96年)、加藤峻二(04年)でいずれもすでに引退。また歴代最多勝は北原友次の3417勝となっている。