橋本壮市が執念の銅メダル 失意の反則負けから奮起「人生に悔いが残らないように最後戦いました。もうそれだけです」【パリオリンピック・柔道】

AI要約

パリ五輪 柔道男子73キロ級で橋本壮市が銅メダルを獲得した。

橋本は32歳で五輪初出場、最後の戦いを悔いなく戦い抜いた。

橋本はジャコバに優勢勝ちし、粘り強さを見せた試合を繰り広げた。

◇29日 パリ五輪 柔道男子73キロ級

 32歳で五輪初出場の橋本壮市(パーク24)が3位決定戦でジャコバ(コソボ)に優勢勝ちし、銅メダルを獲得した。戦い終えた橋本は「人生に悔いが残らないように最後戦いました。もうそれだけです」と喜んだ。

 世界ランキング2位の橋本は開始直後、投げ技からの技ありで先制。その後は粘り強く戦い、相手に反撃を許さずに試合を締めくくった。

 地元フランスのガバと対戦した準々決勝では計3度の指導で反則負け。失意の中、敗者復活戦に回ったが勝ち進み、表彰台までたどりついた。