北京五輪フィギュア団体メダル授与式を7日にパリで実施 IOC発表

AI要約

IOCは2022年北京冬季オリンピックで実施されたフィギュアスケート団体のメダル授与式を8月7日にパリ市内で開催すると発表。

日本はロシアのドーピング違反により2位に繰り上がり、銀メダルを手にすることになる。

ロシアのドーピング違反により、金メダル授与を求める提訴がCASに棄却され、米国と日本の順位が繰り上がった。

北京五輪フィギュア団体メダル授与式を7日にパリで実施 IOC発表

 国際オリンピック委員会(IOC)は29日、2022年北京冬季オリンピックで実施されたフィギュアスケート団体のメダル授与式を、8月7日午後5時からパリ市内で開催すると発表した。

 ◇日本には銀メダルを授与

 ロシアのドーピング(禁止薬物使用)違反で延期されていた。3位から2位に繰り上がった日本は競技から2年半を経て、銀メダルを手にすることになる。

 北京五輪の団体はいったんはロシアが優勝したが、女子のカミラ・ワリエワ選手にドーピング違反が浮上し、メダル授与式が延期された。ロシア側は金メダル授与を求めてスポーツ仲裁裁判所(CAS)に提訴したが、CASは25日にこれを棄却。2位だった米国、3位だった日本の順位がそれぞれ繰り上がった。4位だったカナダの扱いはCASで係争中。

 日本の団体は男子の宇野昌磨さん、鍵山優真選手、女子の樋口新葉選手、坂本花織選手、ペアの「りくりゅう」こと三浦璃来(りく)選手、木原龍一選手組、アイスダンスの小松原美里さん、小松原尊選手組で臨んだ。IOCはパリ五輪期間中に出場選手たちを招待し、メダル授与式を実施する方向で調整していた。【パリ倉沢仁志】