初優勝狙う聖カタリナと好左腕クローザーの宇佐美球児擁する西条が激突/愛媛決勝見どころ

AI要約

聖カタリナと西条が愛媛大会の決勝で激突。聖カタリナは有馬恵叶投手や河野嵐内野手を中心に強力な投打を見せ、西条は継投策で勝ち上がってきた。

聖カタリナは初出場を狙い、西条は15年ぶりの甲子園切符を目指す。どちらが全国大会に進出するか注目を集める。

両校の投手陣や打線、そして過去の実績などから、どちらが試合を制するのか予測が難しい激戦が繰り広げられる。

<高校野球愛媛大会:聖カタリナ-西条>◇30日◇決勝◇松山中央公園

 夏は初出場を狙う聖カタリナと15年ぶり6度目の出場を目指す西条のノーシード同士の決勝となった。

 聖カタリナは投打がかみ合い、決勝まで駒を進めてきた。投手では身長190センチ右腕の有馬恵叶投手(3年)、左腕の寺井凌大投手(3年)が軸となり、5試合で計4失点と安定感を示している。打線では4番河野嵐内野手(3年)が打線をけん引し、済美との準決勝では13-0のコールド勝ちと圧倒的な打力をみせた。

 西条の投手陣は西尾健投手(3年)、宮崎琉雅投手(3年)、水本康太郎投手(3年)、沢田一真投手(2年)が先発&中継ぎでつなぎ、最後にエース左腕の宇佐美球児投手(2年)がクローザーとして締める継投策で勝ち上がってきた。高校通算48発で「伊予ゴジラ」の異名を取った阪神秋山拓巳投手(33)を擁した09年夏以来の甲子園切符を狙う。

 全国49校目の出場校はどっちだ。