朝倉未来、“因縁”平本蓮に敗戦 4年前から挑発受け続け…「負けたら引退」公言で上がったリングでまさかの結末

AI要約

格闘技イベント「Yogibo presents 超RIZIN.3」での朝倉未来対平本蓮の因縁の対決に敗れ、朝倉の引退の危機が浮上する。

異例のルール変更により、ラストマン・スタンディングベルトを賭けた試合が展開される。

朝倉はRIZINデビュー以降波乱が続いており、平本は勝利を収めて実績を上げている。

朝倉未来、“因縁”平本蓮に敗戦 4年前から挑発受け続け…「負けたら引退」公言で上がったリングでまさかの結末

格闘技イベント「Yogibo presents 超RIZIN.3」(28日、さいたまスーパーアリーナスタジアムバージョン/ABEMA PPV ONLINE LIVEで全試合生中継)メインカード、「ラストマン・スタンディング・タイトルマッチ」RIZIN MMA特別ルール フェザー級(66キロ)5分×5R

 朝倉未来(32=JAPAN TOP TEAM)が平本蓮(26=剛毅會)との“因縁の対決”に敗れ、引退の危機に立たされた。朝倉の戦績は17勝5敗。平本は4勝3敗。

 因縁決着はまさかの結末だ。朝倉が平本の勢いに飲み込まれた。

 1週間前に異例のルール変更があった。5分×5Rとなり、ラウンドごとの採点(ラウンドマスト方式)を行うことになった。また勝者にはラストマン・スタンディングベルトが贈られることも決まった。

 文字通りの完全決着ルールに。朝倉がRIZINデビューしたのは2018年。快進撃を続け、瞬く間に“RIZINの顔”となった。しかし昨年7月の「超RIZIN.2」でのRIZINフェザー級王座決定戦で、ヴガール・ケラモフに一本負け。11月にはキックボクシングルールでYA-MANに1R・KO負けし、まさかの連敗を喫していた。

 その後、自身のSNS、YouTubeで引退を示唆していたが、その後撤回。SNS上で散々挑発をされ続けた平本戦が決定し、3月の記者会見の席では「もし平本に負けたら格闘人生引退します」と宣言。進退をかけ試合に臨んでいた。

 一方の平本はK-1で実績を積み、2020年にRIZINデビュー。連敗スタートだったが、22年に鈴木博昭から初勝利を挙げると、弥益ドミネーター聡志も破り連勝。斎藤裕には惜敗したものの、昨年の大みそかにはYA-MANを破り、4年前から挑発を続けていた朝倉戦を実現させていた。