【7人制ラグビー】開始3分で21点許し初の最下位 石田吉平と津岡翔太郎トライも反撃及ばず

AI要約

日本はウルグアイに10-21で敗れ、12位となった。初の最下位となった五輪3大会目での結果だった。

序盤で大量リードを許し、終始苦しんだ試合だった。最初の2分で14点のビハインドを背負い、追いつくことはできなかった。

石田吉平主将は悔しい結果であり、リスクを冒してプレーしたものの経験の差が出たと振り返った。今回の結果で12カ国中最下位に終わった。

<パリオリンピック(五輪):7人制ラグビー・日本10-21ウルグアイ>◇27日◇男子11、12位決定戦◇フランス競技場

 日本がウルグアイに10-21で敗れ12位となった。五輪3大会目で、初の最下位に終わった。

 序盤に大量リードを許したのが痛かった。前半開始26秒であっさりトライを献上。今大会5試合すべてで1分以内に先制点を与えた。

 そのキックオフ直後、ノックオンからボールを奪われトライを許し、開始2分4秒で14点のビハインド。さらに追加点を許し3分で0-21とされた。

 しかし同6分に執念を見せた。相手の反則を誘うと、素早いリスタートからFW石田吉平主将(24)がトライ。5-21で前半を折り返した。

 後半も4分に津岡翔太郎(28)が左サイドを独走してトライを挙げたが、反撃は及ばなかった。

 石田吉は「悔しい結果に終わった。やってきたことを貫き通そうと話してきた。リスクを取ってプレーしたが、経験の差が出た」と唇をかんだ。

 21年東京五輪では11、12位決定戦で韓国に勝利したが今回は敗れ、出場12カ国中最下位となった。