「日本人の良さでもある」キャプテン藤田譲瑠チマが語ったパラグアイ戦の収穫は? ラフプレーにも冷静さを失わず【パリ五輪】

AI要約

U-23日本代表はU-23パラグアイ代表を5-0で大勝し、白星スタートを切った。

試合の流れが日本に有利に傾いたのは、三戸舜介の先制ゴールとパラグアイ選手の退場があった25分だった。

キャプテンの藤田譲瑠チマは試合運びへの手応えを感じ、次の試合に自信を持って臨むと語った。

「日本人の良さでもある」キャプテン藤田譲瑠チマが語ったパラグアイ戦の収穫は? ラフプレーにも冷静さを失わず【パリ五輪】

 U-23日本代表は現地7月24日、パリ五輪グループステージ第1戦でU-23パラグアイ代表とスタッド・ドゥ・ボルドーで対戦し、5-0で大勝。白星スタートとなった。

 試合の流れが日本に大きく傾いたのは、三戸舜介のゴールで先制して迎えた25分だった。平河悠を危険な足裏のタックルで倒したパラグアイのウィルダー・ビエラが一発退場となり、数的優位に。

 その後も相手は球際で激しくきたが、日本のイレブンは冷静さを保ち続け、後半に4得点。しっかりと勝点3をもぎ取った。

 キャプテンの藤田譲瑠チマは、相手のラフプレーが多くなるなかで見せられた、落ち着いた試合運びに手応え。収穫を次のように語る。

「そこは日本人の良さでもあると思いますし、無駄なカードをもらわないことだったりは、常に心がけているところでもあるので、そういったなかで上手く戦えていたと思います」

 また中央、サイド、セットプレーなど、多彩な攻撃から奪った大量5ゴールにも自信。「得点のバリエーションもセットプレーやカウンター、いろんな形があったので、そこら辺も自信を持って次の試合もできる」と語った藤田は、「まだまだ反省するところはあるとは思うので、ミーティングでまたそういったところを確認しつつ修正して次の試合に臨みたい」とした。

 パリ五輪予選を1位で通過した南米王者相手に完勝を飾った大岩ジャパン。次戦は27日にU-23マリ代表と相まみえる。

取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)