三笘薫が5カ月ぶり復帰戦で復調アピール ブライトンは鹿島に5発大勝

AI要約

プレミアリーグ・ブライトンが、5-1で鹿島を下し、日本代表MF三笘薫の復帰戦が注目を集めた。

三笘は約5カ月ぶりにピッチに立ち、持ち味のドリブルやシュートを披露し、復調をアピールした。

リハビリを経ての復帰で、チームメイトとの呼吸も良く、スタンドも湧かせた様子が伝えられた。

<国際親善試合:ブライトン5-1鹿島>◇24日◇国立◇観衆2万5172人

 三笘がピッチに戻ってきた。プレミアリーグ・ブライトンが、5-1で鹿島を下した。日本代表MF三笘薫(27)は左ウイングで先発して、45分プレー。腰痛で長期離脱していた三笘がピッチに立つのは2月18日のシェフィールド・ユナイテッド戦以来、約5カ月ぶり。持ち味のドリブルを披露し、シュートも放って、上々の復帰戦となった。

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 三笘が、復活への第1歩を踏み出した。4-4-2の左ウイングで先発し45分間プレー。三笘がボールを持つ度に大きな拍手が沸き起こり、前半13分にはドリブルでしかけ初シュート。最終ラインからのロングボールで裏に抜けだし、個人技でゴール前に迫った。また相手のマークを見て味方を使うなど多くの引き出しを見せた。前半29分のループシュートが枠の外に外れると、頭を抱えて悔しがる場面も。得点、アシストはなかったが、約5カ月ぶりの試合で、復調をアピールした。

 2月18日のシェフィールド・ユナイテッド戦を最後に、腰痛で長期離脱。シーズン中の復帰はかなわず、プレシーズンでの完全合流に目標に、リハビリに励んできた。38歳のベテランMFミルナー、33歳FWウェルベックと呼吸のあったプレーを見せて、スタンドをわかせていた。