【オールスター】ヤクルト・サンタナの慎重走塁がまさか57年ぶり歴史的満塁弾をお膳立て

AI要約

全セのヤクルト、ドミンゴ・サンタナ外野手が歴史的なグランドスラムをお膳立てした。

サンタナの三塁での状況判断が波乱を呼び、坂倉が満塁本塁打を放った。

球宴での満塁弾は57年ぶりの出来事であり、坂倉もサンタナに感謝の気持ちを示した。

【オールスター】ヤクルト・サンタナの慎重走塁がまさか57年ぶり歴史的満塁弾をお膳立て

<マイナビオールスターゲーム2024:全セ-全パ>◇第2戦◇24日◇神宮

 全セのヤクルト、ドミンゴ・サンタナ外野手(31)がまさかの形で歴史的グランドスラムをお膳立てした。

 2回1死満塁、三塁走者・サンタナはDeNA度会の左翼後方への大きな飛球でタッチアップせず。左足裏痛で15日登録抹消されており、無理せずに三塁でストップした。打点とならず驚く度会に、ヘルメットを脱いでペコリ頭を下げた。

 この判断が伏線となった。続く広島坂倉がバックスクリーンに満塁本塁打を放った。球宴での満塁弾は大杉勝男以来、57年ぶりでプロ野球史上3人目だった。坂倉からも「(サンタナが)止まってくれたので、よし行ったろうと思いました」と“感謝”された。