猛暑の日本、Jリーグ“夏仕様”の戦い方は? 元日本代表が見解!「省エネでも仕方ない」「セットプレーで点を取れるか」

AI要約

元日本代表DFの坪井慶介氏と太田宏介氏が、夏場の戦い方について語った。

坪井氏はプレーを省エネし、自身のペースで試合を進める戦術を取っていた。

太田氏は夏場は引くチームが増えるため、セットプレーの重要性を強調している。

猛暑の日本、Jリーグ“夏仕様”の戦い方は? 元日本代表が見解!「省エネでも仕方ない」「セットプレーで点を取れるか」

 元日本代表DFの坪井慶介氏と太田宏介氏が、那須大亮氏のYouTubeチャンネルに出演。夏場の戦い方について語った。

 現行のJリーグは“春秋制”で、夏の時期にも試合が行なわれる。坪井氏は現役時代の経験から、より切り詰めたプレーに言及する。

「若干、省エネでも仕方ないかなというのは思っていた。特に優勝している時のレッズは割りと下がって、スペースを消している試合が多くて。相手を引き込んで、行ける時に行く。自分たちのペースになったら、ちょっと前にシフトして、相手コートでボールを動かすとかいうのを、やっていたので。それをしないと暑いから」

 5人交代制のルールを歓迎しつつ、「それにしても、戦い方は色々考えないと。ただ強度を求めて『強度!強度!』ってやっていくと持たないんじゃないかな」と考えている。

 太田氏も“夏仕様”の戦術があるとして、こう述べる。

「割りと引くチームや、構えるチームが増えると思う。取ってからのカウンターの鋭さ。あとはセットプレーですよね。前に行った時に高い位置でセットプレーを取れるか。そこでしっかりと精度を高く点を取れるか。その1点の重みがたぶん、春や秋に比べて夏場はすごく大きいと思います」

 そして「僕はセットプレーだと思いますね」と強調した。

 高温多湿で知られる日本の夏。各クラブはどのように乗り切るか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部