NPBでの日々が「僕を人間としても変えた」 元オリ・ロメロが感謝した日本の文化とファンへの想い

AI要約

ステフェン・ロメロ氏がプロ野球でプレーした日本への感謝を述べた。

ロメロ氏は日本での経験により、選手としての成長や人間性の向上を感謝しており、日本のファンにも感謝の意を示している。

ロメロ氏は日本でのプレーを通じて多くの学びや成功を得たと述べている。

NPBでの日々が「僕を人間としても変えた」 元オリ・ロメロが感謝した日本の文化とファンへの想い

 プロ野球・オリックスや楽天で2017~2021年までプレーしたステフェン・ロメロ氏が日本への感謝をつづった。日本時間16日、自身のインスタグラムを更新。オリックス時代の練習風景の動画とともに「海外で野球をプレーすることは、僕を選手としても人間としても変えてくれた」などと長文を記し、日本語でもファンへの想いをしたためた。

 3年の時が経っても、忘れられない思い出のようだ。ロメロはインスタグラムに「海外で野球をプレーすることは、僕を選手としても人間としても変えてくれた。これがその理由だ」と英語で記し、3つの項目に分けて列挙した。1つ目は「異なるプレースタイルに触れること」。世界中のトップ選手と競い合い、適応に励んだことが技術の向上につながり、より多才な選手になれたと感謝する。

 2つ目には「文化的に豊かになったこと」を挙げた。「異国で生活することは私の視野を豊かにし、多様な文化に感謝し、受け入れることを教えてくれた。この球場外での個人としての成長のおかげで、私はより豊かな人間になれた」とする。3つ目は「キャリアの機会の最大化」。自身の才能を披露するユニークな機会を得て、「そうでなければあり得なかった経験に導いてくれた」とつづった。

 さらに「海外でプレーしたことは大きな変革をもたらすものだった。私の成長、学びを助けてくれ、想像もできなかった形での成功をもたらしてくれた」と続けたロメロ。日本語でも「日本のファンの皆さん、いつも応援してくださり、本当にありがとうございます。あなた方の情熱とサポートが私の力となり、忘れられない思い出を作ることができました。心から感謝しています」と想いを記した。

 ロメロ氏は2014年から16年にかけてマリナーズでメジャー通算94試合出場。2017年にオリックス入りしその年26本塁打するなど、日本のプロ野球では通算426試合出場で96本塁打をマークした。2021年を最後に日本を去ってからも、ドジャースの3Aやメキシカンリーグでプレーを続け、このオフ引退。現在は打撃の個人レッスンを行うコーチ業などを営んでいる。