若隆景 土俵際で逆転を許して2敗目 「最後の詰めが甘かった。下がって負けた相撲ではないので」
若隆景が名古屋場所6日目に2敗目を喫し、後退するも、修正の意欲を示す
彼は土俵際で輝に押し出され、反省を口にした
幕内の土俵に復帰して8場所ぶりの相撲を取る中、疲労感は特に感じていない様子
◆大相撲 ▽名古屋場所6日目(19日・ドルフィンズアリーナ)
東前頭14枚目・若隆景(荒汐)が2敗に後退した。立ち合いから右をのぞかせ、左上手を取って前に出た。しかし土俵際、東前頭16枚目・輝(高田川)のいなしによろめき、逆転で押し出された。「最後の詰めが甘かったです。下がって負けた相撲ではないので、しっかり切り替えて修正していきたいです」と支度部屋で唇をかんだ。
8場所ぶりに立っている幕内の土俵の疲労感については「特にはないです。(十両だった)先場所と変わりはないです」と語り、「また明日しっかり相撲を取りたいと思います」と気持ちを切り替えた。