水鳥男子監督「ないと信じたい」 宮田の喫煙疑惑―体操女子

AI要約

体操のパリ五輪日本女子代表主将である宮田笙子(19)の喫疑惑が発覚し、水鳥寿思男子代表監督がコメントを控える状況に。

宮田は帰国して調査を受けることになり、喫煙が確認されれば代表資格を剥奪される可能性がある。

パリ五輪団体総合でメダルを狙う宮田が代表補欠に交代する可能性について、水鳥氏は困惑の表情を見せている。

 【リヨン(フランス)時事】体操でパリ五輪日本女子代表主将を務める宮田笙子(19)=順大=の喫煙疑惑が発覚したことを受け、水鳥寿思男子代表監督が18日にフランスのリヨンで取材に応じ、「(調査の)結論を聞いていないのでコメントのしようがないが、なかったと信じたい」と厳しい表情で語った。

 

 日本女子はモナコで五輪前の最終合宿を行っていたが、水鳥氏によると宮田は日本協会などの調査を受けるため帰国する。日本は28日に予選を控えているものの、喫煙が明らかになれば代表資格を剥奪される可能性がある。

 五輪初代表の宮田は2022年世界選手権種目別平均台で銅メダルを獲得し、パリ五輪団体総合で60年ぶりのメダルを狙う日本のエース。代表補欠の杉原愛子(TRyAS)と入れ替わる可能性について、水鳥氏は「本来はけがの診断書がないと交代できないタイミングだと思う。ただ、こんなケースは聞いたことがないので…」と困惑した様子を見せた。

 日本協会は19日午後に東京都内で記者会見する。