【U23日本代表】MF佐野航大がバックアップメンバー辞退 横浜MF植中朝日が新たに選出

AI要約

NECナイメヘン所属のMF佐野航大がパリオリンピック(五輪)男子サッカー(U-23)日本代表のバックアップメンバーを辞退した。

代わりに横浜F・マリノスのMF植中朝日が新たに選出された。

バックアップメンバーの入れ替えに関する規則変更や、チーム編成に関する経緯が明らかになっている。

【U23日本代表】MF佐野航大がバックアップメンバー辞退 横浜MF植中朝日が新たに選出

 パリオリンピック(五輪)男子サッカー(U-23)日本代表のバックアップメンバーに選出されていたMF佐野航大(20=NECナイメヘン)が、バックアップメンバーを辞退したことが明らかになった。代わりに、MF植中朝日(横浜F・マリノス)が新たに選出された。

 大会では、18人の登録メンバーとは別に、アクシデントがあった場合に備えて4人の交代要員が認められている。負傷などの理由があれば、五輪期間中でも正規メンバーを入れ替えが可能とされていた。しかし、大会直前に規則が変更となり、当初は入れ替えで外れた選手の再登録はできなかったが、回復した場合には再び正規のメンバーに戻ることが可能となった。

 日本協会は、クラブに派遣義務のない五輪期間中、バックアップメンバーは大会に同行させない方針だったが、入れ替えの柔軟性が高まったため、当該クラブには招集要請する方向に切り替えた。

 佐野はクラブ事情などから五輪チームに帯同することが難しく、バックアップメンバーを辞退し、新メンバーに譲ることとなった。

 6月30日のメンバー発表時に選出されたバックアップはGK佐々木雅士(柏レイソル)DF鈴木海音(ジュビロ磐田)MF山田楓喜(東京ヴェルディ)MF佐野の4人だった。大会規定で、1次リーグ初戦の24時間前まではバックアップ登録メンバー外からの補充が認められている。