【バドミントン】「合宿が始まり、オリンピックモードに切り替わっている」(保木)「楽しみながら結果を求めていきたい」(小林) パリ五輪に向けて直前合宿中!
日本代表がパリ五輪直前強化合宿を開始し、男子ダブルス選手の保木卓朗/小林優吾が練習に臨む様子や心境を明かす。
選手たちは調整や追い込みを考えながら練習に取り組む姿勢を示し、大会への意気込みを語る。
壮行会や激励会で支えを感じ、メダル獲得を目指して頑張る決意を新たにする。
パリ五輪に出場する日本代表は、7月11日から味の素ナショナルトレーニングセンターで直前強化合宿を実施している。7月12日、メディアに向けて練習を公開し、選手が囲み取材に応じた。
以下は男子ダブルスに出場する保木卓朗/小林優吾のコメント。
――オリンピックを控えた、今の心境は
保木 合宿が始まって、オリンピックモードに切り替わった。まずは今日(12日)、いい練習ができたかなというふうに思います。
小林 ここに来て、もう一回追い込むのか、少し調整にいくのかというのは、コンディションを見ながらどうするかというのを、保木と話し合いながら考えています。
――どちらになるのか
小林 今のところ、体がもう少し速く動かせそうなので、もう少し(負荷を)上げていきたいなと思っています。
――いろいろなところで激励会もあり、期待される喜びなども感じたのでは
保木 そうですね。本当に初めてのことばかりで、前に出ていた選手たちはどうやって調整していたんだろうというくらい忙しくて、なかなか練習を取る時間がなかったのですが、だからこそ練習できる時間に集中して二人で取り組めたのかなという部分もあります。そこは追い詰めすぎずに、短時間で集中して練習できたのはよかったのかなというふうに思います。あらためてオリンピックの注目度の高さというのを感じました。
小林 壮行会をやっていただき、やっぱりいろんな方々に支えられているなという気持ちになりましたし、保木と中学・高校時代を過ごした富岡に戻って、初心を思い出すところもありました。きつかった時間は、このときのためにあったんだなと思ったり、非常にいい経験でした。
――このあと決まる組み合わせに関しては
保木 男子ダブルスは力が拮抗しているので、どこに入ってもやるだけだというふうに思っています。もちろん、できるだけいい組み合わせのところに入りたいという気持ちは、間違いなくありますが(笑)。
――あらためて目標を
小林 楽しんでという気持ちもやっぱりあるんですけど、その楽しんでの中にはやっぱり結果を出すことが楽しいにつながると思うので、メダルを獲得することをめざしながら頑張りたいと思います。