【ラグビー】6年ぶりの「ジャパンセブンズ」、TID Bチームが優勝。3千人が試合とエンタメを楽しむ。

AI要約

7人制ラグビーの国内最高峰の大会「なの花薬局ジャパンセブンズ2024」が7月15日に秩父宮ラグビー場で開催され、男子セブンズTID Bチームが優勝した。

トーナメントは10チームが参加し、過去のセブンズ大会で好成績を収めたチームや強化・育成プログラムによるチームが競い合った。

決勝ではTID Bチームが大阪府警察ラグビー部を40-0で破り、桑井亜乃氏がレフリーを務める中で優勝を果たした。

【ラグビー】6年ぶりの「ジャパンセブンズ」、TID Bチームが優勝。3千人が試合とエンタメを楽しむ。

 7人制ラグビーの国内最高峰の大会「なの花薬局ジャパンセブンズ2024」が7月15日に秩父宮ラグビー場で開催された。10チームが参加したトーナメントは男子セブンズTID Bチームが制した。

 2018年以来、6年ぶりに開催されたジャパンセブンズ。今春開催された「東日本大学セブンズ」優勝の帝京大、「九州セブンズ」準優勝の福岡工業大など各地のセブンズ大会で好成績を収めた7チーム、リーグワンのNECグリーンロケッツ東葛、セブンズ選手の強化・育成プログラムである男子セブンズTID Aチーム/Bチームの全10チームによるトーナメントが展開された。

 決勝には準決勝で天理大に勝利したTID Bチームと、TID Aチームを破った大阪府警察ラグビー部が進出。

 TID Bチームは星遥⼤(関東学院大)のトライで先制すると、その後も得点を重ね21-0で前半を折り返す。後半も勢いは止まらず、星遥⼤はこの試合2本目のトライを決めるなど、終始試合を優位に進めた。大阪府警察ラグビー部も健闘を見せ、敵陣に攻め込んだプレーでは観客の大きな歓声を受けていた。

 最終的に40-0のスコアで強さを見せつけたTID Bチームが優勝した。

 決勝のレフリーはパリ五輪のマッチオフィシャルメンバーに選出された桑井亜乃氏が担当していた。

 入場無料で開催されたこの日は3,226人が来場。セブンズならではのエンターテインメントもみられ、メインスタンドではラグビー芸人として知られるお笑いコンビの中川家、しんやさんらがトークショーで観客を盛り上げた。スタジアム外、正面広場の縁日ブースでは来場した子どもたちが射的などのアトラクションを楽しんでいた。