「居場所を見つけるのに苦労」アーセナルのポーランド代表DFは武者修行に? イタリアのクラブが有力候補?

AI要約

アーセナルは、ポーランド代表DFヤクブ・キヴィオルを他クラブに貸し出す意向を報じられる。

キヴィオルは、アーセナルでの地位が危うく、イタリアのクラブへのローン移籍が検討されている。

ユベントスやACミランがキヴィオルの獲得に興味を示しており、新シーズンのポジションに注目が集まっている。

「居場所を見つけるのに苦労」アーセナルのポーランド代表DFは武者修行に? イタリアのクラブが有力候補?

 アーセナルは、ポーランド代表DFヤクブ・キヴィオルを今夏の移籍市場で他のクラブに貸し出す意向であることがわかった。イギリスメディア『Football Insider』が、現地時間14日に報じている。キヴィオルは、契約期間が2028年6月まで残っているにもかかわらず、今夏に出ていく可能性が報じられていた。

 24歳のキヴィオルは、2023年1月にスペツィア・カルチョから、移籍金2000万ポンドでアーセナルに完全移籍。23/24シーズンは、日本代表DF冨安健洋やウクライナ代表オレクサンドル・ジンチェンコとともに、左サイドバックのポジションを争い、公式戦で30試合に出場した。しかし、そのうち12試合は途中出場で、絶対的な存在とはなれなかった。加えて、今夏の移籍市場でアーセナルは、イタリア代表DFリッカルド・カラフィオーリの獲得に動いていることから、新シーズンの立場は更に危うくなる可能性が高いとみられていた。

 同メディアは「キヴィオルは、セリエAのクラブからの関心を受け、この夏にアーセナルを退団することが許可される」と報じた。さらに「チーム内で居場所を見つけるのに苦労しており、1シーズンのレンタル契約が検討されている」と伝え、以前からキヴィオルの評価が高い、イタリアへのローン移籍の可能性を強調して報じている。

 報道によれば、スペツィア・カルチョ時代の恩師、ティアゴ・モッタが新指揮官に就任したユベントスやパウロ・フォンセカ体制で新シーズンに挑むACミランが獲得に興味を示しているという。UEFAユーロ2024(EURO2024)では、ポーランド代表として全3試合に出場したDFは、新シーズンをどこで迎えるのだろうか。