次週女子ツアー出場の森田理香子さん、さすがに3番アイアンはやさしいモデルなんですか?

AI要約

森田理香子が今季ツアー復帰を果たし、「大東建託・いい部屋ネットレディス」に出場予定。彼女の特徴的なクラブセッティングに迫る。

森田は4番からPWには『PRGR 01 IRON』ヘッドに『DG105 S200』シャフトを使用。しかし、3番アイアンには異なるモデルを選んでいる。

彼女はソール幅の広いキャビティモデルを3番アイアンに使用し、このクラブで豪快にグリーンオンを狙う姿が楽しみ。

次週女子ツアー出場の森田理香子さん、さすがに3番アイアンはやさしいモデルなんですか?

今季ツアー復帰を果たし、「大東建託・いい部屋ネットレディス」に出場予定の森田理香子。先日彼女を取材すると、3番アイアンを見せてくれた。他のモデルとは違うやさしいモデルを使っているが、その詳細をレポートしたい。

4番からPWには『PRGR 01 IRON』ヘッドに『DG105 S200』シャフトを採用している森田。

「私は藤田さいきプロなどと一緒で、右サイドでボールをさばいて打つタイプなんです。それでフェースターンさせて上から打ち込む。ソール幅の狭いモデルが打ちやすいんです。だからキャビティアイアンだと反発力がありすぎて、飛んでしまいます。ぶっ飛んじゃうので……」

彼女はソール幅が広いタイプは苦手ということもあり、4番まで軟鉄鍛造のアスリートモデルを使用。だが、3番はUTの代わりとしてソール幅が広いキャビティモデルを使用している。『PRGR 03 IRON』ヘッドに『OTi 85 S』シャフトを投入している。

「UTよりアイアンの方が得意なんですよ。UTは打てないんです。どこに飛んでいくかわからないので……。フェースプログレッションが出ているのも苦手なんです」(森田)。そのため、3番アイアンにソール幅が広く、高い反発力も備える『PRGR 03 IRON』を採用しているのだろう。軟鉄鍛造ボディで打感が柔らかいのも特徴だ。

『OTi 85 S』シャフトは、大きなしなりを得つつヘッド挙動を安定させるカーボンシャフトであり、多くの女子プロが採用している人気モデルだ。ロフトが立った番手でも楽に球が上がるシャフトを使用しているのもうなづける。

7月18日から開催される「大東建託・いい部屋ネットレディス」で、3番アイアンで豪快にグリーンオンさせる姿を見せてくれることを期待したい。

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